開発環境

開発環境を整えてみよう! ~準備編~

2013.11.17(日) WordPress
このエントリーをはてなブックマークに追加

今まで、WordPressのテーマやプラグインを作ってきましたが、基本的にはテキストエディター(SAKURAエディターは最高です)だけでやってきました。もともと、PHPを勉強したかったからなので、変にIDEとか使うとそれに頼ってしまって関数とか、書式とか覚えないし、軽いし、それで特に困ったことはありませんでした。
ただ、最近ちょっと仕事の内容に変化があり、巡り巡ってPHPの開発が来ちゃったんですね、それなりの規模のものが。そりゃ、願ったりかなったりなんですが、さすがにテキストエディターでやりますとは言えず、またサーバー準備が間に合わずローカル環境で開発することになったので、(仕方なく?)IDE使った開発環境作りました。それを参考に、WordPressの開発環境を作ってみようかと思います。

Step1. ますは必要なものをダウンロードしよう

今回作るローカル環境ですが、WordPressのテーマやプラグイン開発にて、デバッグできるような環境を目指したいと思います。しかもお金をかけないということで、以下のソフトを使って作成します。

基本的には上記リンクからダウンロードして、デフォルトインストールでOKかと思います。MySQL5.6やWordPress3.7など、かなり出たばっかりで、若干不安ですが、まあとりあえず使ってみたかっただけです。ほんとは実際に使うサーバーに合わせるべきでしょうけどね。
また、OSはWindows8.1(64bit)なので、この時点で若干面倒そうな気はしていました。

IISについては、「プログラムの追加と削除-Windowsの機能の有効化または無効化」メニューにて、有効化することで利用が可能になります。

アプリケーション開発機能の「CGI」のチェックを忘れないようにしてください。IISで使う場合は、PHPのCGIモードで実行しますので。

Step2. PHP+IISの設定をしよう

まずは、IISでPHPを使えるように設定します。PHPは、基本的にはフォルダを決めて置くだけですが、今回は以下のようにおきました。

c:\php\5.3.27

置いた後には、上記のフォルダにphp.iniを作ります。といっても、元々「php.ini-production(リリース向け)」「php.ini-development(開発向け)」とありますので、どちらか一方をコピーして、php.iniとします。変更箇所は外部モジュール関連とIIS関連です。こちらのページにまとめられていますので、それを参考に定義しています。

まずはphpのインストールフォルダにextという外部モジュールが置いてあるフォルダがあるのですが、そのパスを定義します。

extension_dir = "C:\php\5.3.27\ext"

その外部モジュールですが、どれを使うかは自分で定義する必要があります。WordPressの場合は、MySQL関連、xmlrp関連くらいでしょうか?ちゃんと検証してないので、よくわかりませんが、ボクの環境では以下のコメントを外して実行しています。

extension=php_mbstring.dll
extension=php_exif.dll      ; Must be after mbstring as it depends on it
extension=php_mysql.dll
extension=php_mysqli.dll
extension=php_pdo_mysql.dll
extension=php_xmlrpc.dll

以下は、IISでPHPを動かすための設定のようです。

cgi.force_redirect = 0
cgi.fix_pathinfo = 1
fastcgi.impersonate = 1
fastcgi.logging = 0

ひとまずphpの設定は終了です。次にIISにて、PHPを使うための設定をします。IISの「ハンドラーマッピング-モジュールマップの追加」で、以下のように設定します。

ハンドラーマッピング追加

ポイントとしては、実行可能ファイルに、php-cgi.exeを指定すること。php-win.exe、php.exeは選ばないようにしてください。

そして、「既出のドキュメント-追加」にて、inde.phpを追加するのも忘れずに。WordPressもそうですが、大抵のphpのページは、index.phpが最初のページになっていますので、URLでディレクトリ指定された時に、index.phpが開くように設定しておきます。

ここまで実施できたら、C:\inetpub\wwwroot\index.phpに以下の定義をして、ブラウザのURLに、http://localhost/と入力してみましょう。PHPの情報が閲覧できるページが開くことができていれば成功です。

  • index.php
<!--? php phpinfo(); ?-->
  • 実行画面

phpinfo

Step3. MySQLをインストールしよう

基本的にはインストーラーでインストールするのでOKですが、いつからかわかりませんが、かなり便利そうな管理ツール「MySQL Workbench」がついてましたので、データベースおよびユーザーをそれで作ります。当然、データベース名やユーザー、パスワードは、本番のものと同じにしておきます。

  • データベースへの接続メニューを表示

  • rootユーザーで接続

  • データベース作成

デフォルトはinnodb、utf8になってるようですね。

  • ユーザーを追加

  • ユーザーに権限を付ける

Step4. WordPressをインストールしよう

さて、いよいよWordPressのインストールです。こちらも基本的には置くだけです。今回は、以下のようなフォルダ構成で起きました。

c:\inetpub\wwwroot\wordpress

次にインストールフォルダに「wp-config.php」ファイルを作成します。こちらも、「wp-config-sample.php」というファイルがあるので、コピーして利用します。変更箇所は、以下のみ。

// ** MySQL 設定 - こちらの情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */
define('DB_CHARSET', 'utf8');

/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define('DB_COLLATE', '');

DB名、ユーザー名、パスワードを設定して、ホスト名はlocalhostのままでOKです。これで、URLに「http://localhost/wordpress/wp-admin/install.php」と入力して実行すれば、インストール画面が出ますので、指示に従ってインストールしてください。
インストールが済めば、「http://localhost/wordpress/」で、デフォルトテーマが表示されます。

さて、これでやっとローカル環境でWordPressを実行できるようになりました。管理画面による操作、投稿、テーマの変更、プラグインの追加等々、概ね出来るかと思いますので、本番でやる前にいろいろ確認することができて楽になりますね。しかし、これではまだプラグインやテーマの開発におけるデバッグはできません。その方法は、、、、次回書こうかと思いますので、こうご期待。

コメントをどうぞ