復讐のトレイル
ジョー・ピケットシリーズ - 7

「なぜ、私なんです?」「なぜきみかって?きょうはいったい他になんの用事がある?」

ジョーピケットとスペンサールーロン
2014.10.26(日)C.J.ボックス
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熱い。。。今回もまた家族、友人そして、ハンターとしてのプライドを守るため、自信を犠牲にした戦いにいどんでおりますね。今回のジョーピケットもまた熱いです。

「けさまたハンターが撃たれた」と、ワイオミング州知事スペンサールーロンから直接連絡を受けるジョーピケット。戸惑いながらも、現在は担当地区を持たず、命令があれば出動せざるをえない状況のため、現場に同行することに。そして、そこでジョーが見たものは、頭部がなく、皮膚がはぎとられている死体。それはまるで、ハンターが獲物に対して行う行為処理そのものであり、ハンターに対する宣戦布告のようであった。
時を同じくして、反狩猟組織のリーダーであり、日頃よりハンターを動物を虐待する野蛮人とののしり、糾弾すると訴えている男、クラマス・ムーアが州内に入ってくる。あきらかに、今回の殺人についても知っている様子だったが、なぜこんなに早く知ることができたのか?
ハンターを狙った殺人者を追うためにルーロンが雇ったマスタートラッカー(追跡の達人)バックロターとともに、犯人の追跡を開始したジョーだったが新たない悲劇が・・・果たしてジョーは犯人を捕らえ、自らのハンターのプライドを守ることができるのか?家族、友人をも巻き込んだ壮大な論争のはてにたどり着いたものとは?

今回のジョーピケットはかなり追いつめられているので、余裕がないというか、そのギリギリの感じがものすごくハラハラドキドキしてたまりませんね。そして前作にて、FBIに拘留されてしまったネイト・ロマウノスキがいったいどうなっていくのか?これもまた必見です。惜しむらくは、1~5作目にでてきた(らしい)登場人物がおおく、それらを読んでないとちょっとおいていかれることがあるので、読んでおけばよかったなと少し後悔しました。このシリーズは短すぎず、長すぎずの感じがすごく読みやすいので、次回もまた読みたいな。

黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (綾辻行人著)

〝中村青司の黒猫館〟に出遇えなくなるからさ

鹿谷門実
春から夏、やがて冬 (歌野晶午著)

月と日が入れ替わっているからといって意味などあるわけないのに、何か特別なものを感じてしまった。困っている君を見ていたら、あの子が困っているように思えてきて、とても放っておけなくなってしまった。

平田

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