近所の本屋がプッシュしてたのでつい買ってしまいました。すごく優秀な小説だけど、、、やっぱり最後は少し納得いかないところもあったかな。
閣僚入り間近といわれていた国会議員、矢島誠一が死んだ、死因は自殺だった。その矢島に対し、収賄疑惑により家宅捜査をするはずだった東京地検検事、湯浅雅彦は、家宅捜査を苦に自殺となれば、今後の捜査に支障がでるかもしれないと考えていた。
そんな時、若手検事である安見慎也から「インターネットに矢島議員のおかしな写真がばらまかれている」という、思ってもみない報告を受ける。それは、朗らかな議員の顔とはギャップのある、イメージを損なうようなものであったが、おどろいたのはそこにつけられている悪意のあるコメントの数々。
そして、調べれば調べるほどでてくる矢島議員の個人情報。いったいこれらは何のために、誰が行っているのか?何より、矢島議員の自殺の原因はもしかしたら、これが原因なのか?さらに捜査をすすめようとする湯浅達の前に届いたのは一冊の封筒。そしてそこには自分たちの写真が。。。
いいようのない恐怖にかられながらも、正義を貫こうとする湯浅達ははたしてその正体をつかむことができるのか?しかし、なにかをつかみかけたその時に、第二の犠牲者が。。。
2009年に小説ということで、やや古い感じがする場面もあるものの、ネットの恐怖がかなりリアルに描かれていますね。2009年当時読んだらもっとよかったかもしれないですね、こういう物語は。ネットの恐怖といえば、ジェフリーディーバーも同じような題材で物語を書いていますが、アメリカのほうが進んでるだけあって、恐怖も倍増でしたね。これを読んでしまったからこそ、最後は少しトーンダウンしちゃった感じがあって。。。
もちろんです、ライム警部・・・・あなたがおっしゃることならなんでもいたします。ふう、自分はなんと愚かなのだろう。
ロナルド・プラスキー
ユキ。元気だったか?
父親
今やってるとこですよ、スーパー(マレット警視のこと)
ジャック・フロスト